[This is written in Japanese, please look at INSTALL.en for English version.] =============================== ソースコードからの Gfarm の構築 =============================== この項では,ソースからの構築について説明します. バイナリ配布を利用されている方は,このファイルの説明は読み飛ばして構いません. 今回のシステムは,Linux 上で実行テストされています. 構築に関しては NetBSD, Solaris 上でテストされています. システムの構築のためには,OpenLDAP ないし PostgreSQL の少なくともどちら か片方と OpenSSL ライブラリが必要です.認証方式として GSI を利用するた めには,GSSAPI ライブラリが必要となります.現在の configure では GSSAPI ライブラリとして Globus toolkit version 2 (GT2),version 3 (GT3),あるいは version 4 (GT4) に含まれるライブラリをサポートしていま す.また,既存の MPI アプリケーションで Gfarm ファイルシステムを利用す るためのライブラリ gfs_hook_mpi.o の構築,および MPI サンプルアプリケー ションの構築,実行するためには MPI が必要となります. システムを構築するには,下記のようにします. Linux と NetBSD 以外の OS では,GNU make を使ってください. % ./configure [オプション] % make % su Password: # make install configure コマンドには,下記のオプションがあります. ・--with-openldap=ディレクトリ OpenLDAP のインストールされているディレクトリを指定します. オプション省略時は自動的にインストールディレクトリの検索が試みられま す. ・--with-postgresql=ディレクトリ PostgreSQL のインストールされているディレクトリを指定します. オプション省略時は自動的にインストールディレクトリの検索が試みられま す. ・--with-openssl=ディレクトリ OpenSSL のインストールされているディレクトリを指定します. オプション省略時は /usr が指定されます. ・--with-mpi=ディレクトリ MPI アプリケーションのサンプルプログラムおよび MPI プログラムのシス テムコールをフックするためのライブラリをコンパイルします.ディレクト リを指定した場合はコンパイラとして ${ディレクトリ}/bin/mpicc が利用 され,省略時は mpicc は利用されます.このオプションは省略可能です. 現在サポートされている MPI の実装は,MPICH/p4 のみです. ・--with-globus=ディレクトリ 認証方式として GSI を可能とします.ディレクトリは Globus toolkit の インストールされているディレクトリを指定します. Globus toolkit のうち GSSAPI ライブラリが必要となります.ディレクト リを指定しないと,環境変数 GLOBUS_LOCATION の示すディレクトリが利用 されます. このオプションは省略可能です. デフォールトでは,インストールされている flavor を自動的に検索します が,--with-globus-flavor="gcc32dbg" のようにして flavor 名を指定する ともできます. ・--without-gfshook 既存アプリケーションで Gfarm ファイルシステムを利用するためのライブラ リ gfs_hook.o、libgfs_hook.so の構築を行いません.AIX など, gfs_hook.o ライブラリがサポートされていない場合に必要となります. ・--prefix=ディレクトリ インストール先のディレクトリを指定します.このオプションを省略した場 合は /usr/local ディレクトリの下にインストールします. このオプションは省略可能です. ・--sysconfdir=ディレクトリ 設定ファイル「gfarm.conf」を置くディレクトリを指定します.このオプショ ンを省略した場合は上記の --prefix オプションで指定したディレクトリの 下の「etc」ディレクトリが指定されたものとみなします.本文書は,オプ ション --sysconfdir=/etc が指定されたものと仮定して記述してあります. このオプションは省略可能です. 利用するコンパイラを明示したい場合には,環境変数 CC に,コンパイラのコ マンド名を指定して configure を実行してください.以下は gcc を指定する 例です. % env CC=gcc ./configure [options] ======== 注意事項 ======== - FreeBSD 上で gsi ないし gsi_auth 認証を用いる場合,ports の openldap とリンクすると,OpenSSL ライブラリのなかで segmentation fault が生じ, コアダンプしてしまいます.このため,もし gsi ないし gsi_auth 認証を 使う場合,「--without-openldap」オプションを configure コマンドに指定 して OpenLDAP をリンクしないようにし,PostgreSQL にメタデータを保存 する必要が生じます. この原因は,GSI 機能を提供する Globus が内部的に OpenSSL ライブラリを 抱えており,これが OpenLDAP ライブラリの依存する別のバージョンの OpenSSL ライブラリと矛盾を起こしているからのようです. $Id: INSTALL.ja,v 1.82 2006/11/12 21:58:17 soda Exp $